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岐阜

<1区> 吉田さん、訴え浸透せず涙

2017年10月23日 紙面から

涙を流しながら支援者と握手する吉田さん=岐阜市神田町で

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 「岐阜の保守の牙城を崩せなかった。とても悔しい」。1区の吉田里江さん(無新)は、落選が確実となった午後八時二十分ごろ、岐阜市神田町の事務所に現れ、支援者ら約五十人を前に涙ながらに頭を下げた。

 希望の公認が出ず、無所属での出馬。共産が候補者を取り下げ、反自公勢力の集約を目指した。選挙戦を「権力と地方の戦い」と位置付け、政治改革と地域再生、戦争反対を訴えたが及ばなかった。

 選対本部長の渡辺嘉山県議(民進)は「無所属になった経緯の理解が浸透せず、浮動票の受け皿になり切れなかった」と唇をかんだ。

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