• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

岐阜

共闘崩れて「共産」埋没

2017年10月23日 紙面から

 共産は、1区を除く四小選挙区に新人を擁立したが、議席獲得はならなかった。希望結党のあおりで、民進との野党共闘の方針は崩壊。急転直下で出馬せざるを得なくなった候補らは、存在感を示せなかった。

 自民前職との一騎打ちに敗れた2区の森桜房義さんは「私の不徳の致すところ。国民投票などで改憲への流れを抑える」ときっぱり。3区の井上諭さんも「共産への期待は感じた。野党と市民の共闘へ、少しずつ前進する」と前を向いた。

 希望との候補一本化を諦め、公示六日前に出馬表明した4区の籠山恵美子さんは「もっと日数があれば…。これからもぶれず、あきらめず、全力で頑張る」。5区の小関祥子さんも「共闘を実現できたら、もっと良い戦いができた」と悔しさをにじませた。

主な政党の公約

新聞購読のご案内