岐阜
2017年10月23日 紙面から
支援者と万歳をして喜ぶ棚橋さん=大垣市小泉町で |
![]() |
大垣市小泉町にある棚橋泰文さん(自前)の事務所では午後八時ごろ、早々と八回連続の当選が確実になったとの速報が流れると、集まった支援者たちが歓声を上げた。
棚橋さんは「西濃地域、この国のために恩返しができる公人の立場をいただいたことを忘れずに常に謙虚さを胸に努力いたします」とあいさつ。長女の由衣さん(8つ)から花束を手渡された。
三年前と全く同じ顔ぶれで、共産新人との一騎打ちとなった。公示後は北海道や東京、近畿、四国まで、派閥の事務総長として派内の候補者の応援に駆け回り、地元入りは五日間に限られた。それでも盤石な支持基盤が揺らぐことはなかった。
選挙戦では「おごりが自民党の最大の敵」と繰り返し訴えてきた。「自民党が謙虚さを取り戻せるかどうかを問われた選挙。それを実現できるように努力してまいる」と語ると、足早に東京の派閥事務所へと向かった。