岐阜
2017年10月11日 紙面から
衆院選の比例東海ブロックに単独で出馬し、県内を拠点にする五人の候補も十日、選挙戦に突入した。
自民に復党して以来の選挙となる元職藤井孝男さん(74)は、名簿順三十三位で立候補。長く地盤としてきた4区に出馬する新人の出陣式で「私も候補者の一人だが、藤井孝男という名前は忘れて自民をぜひお願いしたい」とあいさつ。党勢拡大に協力を呼び掛けた。
自民新人で名簿順三十五位の西田和伸さん(43)と、諸派新人の加納有輝彦さん(57)も小選挙区候補の出陣式でマイクを握り、支持を訴えた。
野党候補一本化のため1区からの出馬を取りやめた共産新人の山越徹さん(47)は出発式で、民進から無所属に転じた新人への支援を約束。「比例では共産が票を獲得し、私も国会へ駆け上がる決意だ」と力を込めた。
公明新人の井筒伸幸さん(40)は、党県本部で事務作業をした。
民進党を離党した元参院議員で、希望の党から比例東京ブロックで立候補を検討していた小見山幸治さん(54)は、出馬を見送った。