• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

岐阜

民進県連、解散に向け態勢を確認 連合は野党共闘に難色

2017年9月21日 紙面から

 衆院解散が今月末にも見込まれる中、民進党県連は二十日夜、緊急の拡大常任幹事会を岐阜市内で開き、解散後に設置する選挙対策本部の態勢や、選挙区ごとの準備の進行状況を確認した。

 冒頭で、県連代表の今井雅人衆院議員(比例東海)は「北朝鮮が不安定なこの時期に解散なんて、本当に危機感がない。疑惑隠しの解散を断じて許さない。それぞれが気を引き締め、県連一丸となり、選挙に臨もう」と呼び掛けた。

 幹事会には、今井代表や各選挙区の公認候補予定者らに加え、党最大の支持母体である連合岐阜の役員らも出席した。共産党との野党連携について、連合は強い難色を表明。今井代表は「党本部の決定に従う」との意向を示した。

 県連では、二十八日召集の臨時国会冒頭での解散の可能性を見据え、同日までに、五つの支部ごとに選挙対策本部を立ち上げることを、各担当者に求めた。

 (兼村優希)

主な政党の公約

新聞購読のご案内