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岐阜

4区・金子氏、不出馬へ 後任候補公募の方針

2017年9月20日 紙面から

 自民党衆院議員の金子一義元国土交通相(74)=岐阜4区、当選十回=が、十月二十二日投開票が有力となっている次期衆院選に立候補しない意向であることが二十日、関係者への取材で分かった。党岐阜県連は、後任の候補を公募で選ぶ方針。

 関係者によると、金子氏は十九日、地元事務所や後援会幹部らに不出馬の意向を伝えた。後援会幹部の一人は「内臓の病気で体調に不安があるという話だった。(不出馬の)意思は固そうだった」と話した。二十一日に東京から地元入りし、後援会の会合で正式に表明する見通し。

 金子氏は、衆院議員を九期務めて蔵相などを歴任した父・一平氏の秘書を務め、一九八六年に後継として初当選。二〇〇三年、小泉政権の行政改革担当相として初入閣。衆院予算委員長なども務めた。〇六年から四年間は党県連会長。

 岐阜4区では、一四年衆院選で金子氏に敗れながら比例東海ブロックで復活当選した民進党現職の今井雅人氏(55)=当選時は維新の党=、日本維新の会の新人で元可児市議の佐伯哲也氏(47)が出馬する見込み。

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