岐阜
2017年9月10日 紙面から
民進党県連は九日、次期衆院選の岐阜3区に元衆院議員の阪口直人氏(54)を擁立すると発表した。岐阜市内で会見した阪口氏は「安倍政権の経済政策で将来に不安を感じている人に、安心と希望を与える政治を実現したい」と意欲を語った。
阪口氏は二〇〇九年の衆院選に和歌山2区で旧民主党から出馬して初当選。二期務めた。一四年の前回選は旧維新の党から立候補して落選。昨年五月に国替えし、三重4区の民進の公認候補に内定したが、衆院小選挙区の区割りが改定された影響で、候補を外れていた。
県連は九日に幹事会を開き、阪口氏擁立を正式決定。十日、党本部に公認申請する。阪口氏は、二度目の国替えとなることについて「岐阜に骨を埋めるつもりで来た。徹底して地をはう活動をして皆さんの思いを受け止める」と話した。
岐阜3区では自民党現職の武藤容治氏(61)、共産党新人の井上諭氏(49)も立候補を予定している。
(鈴木智行)