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岐阜

3区公認候補は井上氏に 共産県委員会

2017年7月31日 紙面から

 共産党県委員会は三十日、次期衆院選岐阜3区の公認候補を党県委員の井上諭氏(49)=恵那市=に変更すると発表した。昨年十一月に別の新人候補の擁立を決めていたが、本人の家庭の事情で差し替えた。

 井上氏は名古屋市出身で、一九八八年に入党。羽島市のアパレル商社勤務を経て、党恵那地区委員長などを歴任した。近く羽島市に転居する。

 衆院選は岐阜5区で過去三回出馬し、いずれも落選している。「若者の働く状況が深刻になっており、労働者の思いを国政に届けたい」と意欲を語った。

 この日は岐阜市内で党創立九十五周年を記念した集いがあり、松岡清県委員長が「速やかに解散総選挙で国民の信を問えと、安倍政権を追い込む戦いが求められる」と訴えた。老朽化した県委員会の現事務所(岐阜市千石町)を、同市西野町に移転新築する方針も明らかにした。

 (近藤統義)

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