福井
2017年10月17日 紙面から
二十二日投開票の衆院選の期日前投票で、十一〜十五日の五日間の投票者数は二万九千七人で、前回同期比で二・三倍に増えたことが県選管のまとめで分かった。市町別では福井市が三倍超と大幅増の一方、市長選とダブル選となる越前市は、期日前投票期間のずれが影響したとみられ、全十七市町で唯一、減少した。
選挙区別の内訳は、1区が一万九千四百五人で二・八倍増。二区は九千六百二人で一・七倍増だった。
市町別で最も伸び率が大きかった福井市は一万二千九百八十六人が投票。「エルパ」など商業施設で投票できるようになったことなどが、けん引したとみられる。一方、越前市は前回と比べて九十二人減り、九百二十七人だった。市長選の期日前投票は十六日からで、市選管の担当者は「一度に投票を済ませたい有権者が控えていたのでは」とみている。
衆院選、越前市長選の期日前投票は、ともに二十一日まで。
(鈴木啓太)