福井
2017年10月7日 紙面から
連合福井は六日、衆院選福井1区で希望の党から公認を受けた鈴木宏治氏(43)を支援することを決めた。
山岸克司会長は「選挙に勝つため、一議席を取るため」と説明。原子力規制委員会の審査を通った原発は地元の合意を前提に再稼働させることなどを盛り込んだ政策協定を結んだ。
連合福井は五日に鈴木氏から口頭で支援要請を受け、同日夜から執行委員会や三役会議で検討を開始。鈴木氏が旧民主党を離れ、労働組合に批判的だった橋下徹氏が率いた維新系候補だったことや、希望が自民党と連携する可能性などを懸念する声が強く、協議は難航した。
(鈴木啓太)