• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

福井

予定者駆け回る <共産>1区金元氏、2区猿橋氏

2017年10月1日 紙面から

◆政策ブレない

 共産党の新人二人は、憲法九条を守ることや消費増税反対など「ぶれない政策」を強調。安倍政権の退陣を訴えるだけでなく、希望の党に対しても矛先を向けた。

 金元幸枝氏(福井1区)は、福井市内のショッピングセンター駐車場などで演説。新たに誕生した希望の党に対し「憲法九条を変えることも賛成、戦争法も賛成。根本では安倍政権と同じではないか」と疑問を投げ掛けた。今回の衆院選を「暴走政治を退陣させる絶好のチャンス」と訴えた。

 猿橋巧氏(福井2区)は、希望の党に公認申請している斉木氏に関し「協力することはない」と、野党間のライバルだと明言。希望の党の脱原発方針など政策実現への本気度にも疑問を示した。おおい町内でポスターを張り替えながら、支持者を回り「憲法改正や消費増税を認めない、ということをぶれずに訴えたい」と語り掛けた。

主な政党の公約

新聞購読のご案内