福井
2017年9月28日 紙面から
次期衆院選の比例代表について、自民党北陸・信越ブロック両院議員会議は二十七日、東京・永田町の党本部で会合を開き、県関係の山本拓氏(65)を名簿登載順位単独一位とすることなどを了承した。近く党本部に上申する。同会議は福井など北信越五県の党所属国会議員で構成する。会合は冒頭を除き非公開で、二十五人が出席。終了後に会長の山崎正昭参院議員(福井選挙区)が説明した。
県内は二〇一四年の前回衆院選で、一票の格差を是正する「〇増五減」により選挙区が三から二に減った。会合では、山本氏が名簿上位二回の条件で比例に回った経緯が説明され、今回も単独一位が了承された。
このほか比例北陸信越ブロック現職の助田重義氏(57)についても党本部に名簿登載を求めることを決めた。
山崎会長は「総じて厳しい選挙になる。北陸信越ブロックに万が一がないように全力を挙げていく」と語った。
(山本洋児)