福井
2017年9月22日 紙面から
次期衆院選で民進党が福井1区の公認候補として、暴行容疑で埼玉県警から捜査を受けている豊田真由子衆院議員(埼玉4区)の元秘書の男性ら数人を軸に最終調整していることが分かった。週明けにも候補者を絞り込む方針。
福井1区は、自民党の稲田朋美元防衛相(58)が現職。民進党県連関係者によると、県連が豊田議員の元男性秘書と、県内在住の女性の二人に絞り立候補予定者を模索しているほか、党本部も独自に候補者の選定を進めているという。
元秘書の男性は、運転中に豊田議員から車内で暴言を浴びせられたり、頭や顔を殴られたりしたとして、埼玉県警に被害届を出している。元秘書の男性は県内出身で、県関係の国会議員秘書を務めていたことがあり、福井の事情に詳しいことから、二十日に出馬を打診したという。
福井1区には、共産党新人の金元幸枝氏(59)が立候補を表明している。