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福井

2区候補者、党員の意向調査へ 自民県連

2017年9月19日 紙面から

 次期衆院選福井2区の候補者選定を巡り、自民党県連は十八日、党員の意向調査をする方針を固めた。今週にも郵送で調査を始め、月内に結果をまとめる。調査結果は「事実上の候補者決定」(県連幹部)になるとみられる。

 福井2区では、現職の高木毅氏(61)と県連会長の山本拓氏(65)=比例北陸信越ブロック=の二人が出馬の意向を示している。県連事務局によると、県内の党員は一万二千人余り。複数の候補者に関する意向調査は初めてという。

 県連の斉藤愛夫・党紀委員長をトップにした党員意向調査委員会が、開票などを含め担当する。調査の詳細は未定だが、往復はがきを用い、公認候補として推す一人を選んでもらう形になる。

 県内小選挙区の候補者は、県連が執行部会や総務会で調整し、党本部に公認を申請する。今回は候補の一人が山本会長のため、公平性確保の観点から、執行部会などに先立ち調査に踏み切る。

 県連は、十月一日に開催予定の総務会で調査結果を報告する。ただ衆院解散が九月二十八日招集の臨時国会冒頭だった場合は、総務会の日程を前倒しする可能性もあるという。

 (山本洋児)

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