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福井

自民・山本氏、2区から出馬意向 「比例にもどかしさ」

2017年9月18日 紙面から

 自民党県連会長の山本拓衆院議員(65)=比例北陸信越ブロック=が、次期衆院選で小選挙区の福井2区から出馬する意向を固め、後援会関係者らに伝えたことが分かった。

 山本氏は、本紙の取材に「比例では福井県のことに集中できないもどかしさを感じていた。北陸新幹線のほか、地方創生でも他県との競争に勝ち抜かなければならない。県議出身の経験を生かし、国と県のパイプ役になりたい」と語った。

 県内は二〇一四年の前回衆院選で、一票の格差を是正する「〇増五減」により選挙区が三から二に減った。党本部の調整で、旧福井3区の高木毅氏(61)が福井2区、旧2区の山本氏が比例へと回っていた。

 衆院小選挙区の候補者は、党県連が執行部会や総務会で調整し、党本部に公認を申請する。福井2区の現職は高木氏のため、調整が難航すれば党員投票になる可能性もある。

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