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立民から自民に1議席 比例東海で候補者足りず

2017年10月23日 紙面から

 衆院選の比例代表東海ブロックでは、立憲民主党の獲得議席が立候補者数を上回り、一議席が自民党に移った。現行の小選挙区比例代表並立制で実施された衆院選では二〇〇五年と〇九年にも比例代表の議席を他党に譲るケースがあった。

 立憲民主は同ブロックで六人を擁立。小選挙区に重複立候補した五人が名簿一位で並び、比例単独の候補が六位だった。比例で五議席分の得票があったが、重複立候補者のうち二人が小選挙区で当選したため比例で当選できるのは四人となり、候補者不足が生じた。

 比例の当選順を決めるドント式により、立憲民主の議席分は自民に回った。

 自民は、この一議席を含めて全体の獲得議席を二百八十議席に乗せ、自公両党と自民の追加公認を含めると改憲発議が可能な三分の二を確保した。

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