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愛知

終盤、大物が来県

2017年10月20日 紙面から

 衆院選も終盤に入った19日、野田聖子総務相や岡田克也・元民進党代表、小池晃・共産党書記局長ら与野党の有力政治家が県内入りし、候補たちの応援演説に立った。

 野田総務相は、名古屋市内の自民候補の事務所で、消費税増税に言及。「減税、減税と言っている名古屋では悪いイメージがあるかもしれないが、間違い。2%上げることで低所得の子どもたちが救われる」と訴えた。

 共産の小池書記局長は名古屋駅前で、党公認で出馬した八人と並んで選挙カーに上り、「共産が伸びると政治が動き、野党共闘も進む」と訴えた。

 愛知1、3、5区の立憲民主党候補の名を挙げて「野党統一候補」として紹介。「安倍さんが首相で居続けることが最大の国難。野党一丸で安倍政権を倒し、国難を突破する選挙に」と叫んだ。

 岡田元代表は名駅前で、立民候補の応援演説。「もし自民が勝てば何が起こるか。憲法九条二項を削除し、世界中どこでも武力行使ができる憲法に変えようとしている。自民の議席を五十減らそう。安倍さんは好き放題できなくなる」と訴えた。

 (衆院選取材班)

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