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愛知

増税、改憲 戦いの構図は?

2017年10月12日 紙面から

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 衆院選で、県内からは十五選挙区に四十六人が立候補している。政党の立ち位置や支援団体など、戦いの構図をQ&A形式でまとめた。

 Q 誰に一票を投じるべきか、候補者の何を見ればいいか。

 A 候補の人柄もあるけど、どの政党に属しているか、どんな団体が推薦しているかにも注目する必要がある。

 Q 「三極対決」って言葉をよく見る。

 A まず現政権を構成する自民・公明。県内でも十三選挙区で、自民候補を公明が推薦する形で組んでいる。

 二つ目が、小池百合子・東京都知事が結成した新党に、旧民進が合流した希望。県内では十二選挙区で立候補しており、旧民進から合流した候補九人は連合愛知が推薦している。

 三極の最後は、旧民進メンバーが結成した立憲民主と共産のこと。立民の三人は連合が推薦し、共産は三人の選挙区では擁立を見送ったよ。

 Q 政策はどう違うの?

 A 主な争点になっている消費税増税や九条改憲、原発再稼働でみると、「自・公」はいずれも積極的、「立・共」はいずれも否定的と言えるね。「希望」は改憲と再稼働は前向き、増税は否定的だ。

 Q 県内では維新や社民、無所属も立候補している。

 A 維新は希望に、社民は共産に公約が近い。無所属の三人は全員、旧民進だよ。政党や候補の多くはホームページなどでも情報発信しているから、見比べてみてほしい。

 (衆院選取材班)

主な政党の公約

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