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愛知

15選挙区に46人立候補 前回比7人減

2017年10月11日 紙面から

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 十日公示された衆院選は、県内の十五選挙区に四十六人が立候補した。自民、希望、立憲民主・共産の三極に大筋で分かれたため、立候補者数は二〇一四年衆院選より七人、一二年衆院選よりは二十一人少ない。

 自民は全十五選挙区に擁立した。民進の公認だった十四人は九人が希望、三人が立民、二人が無所属に分かれた。連合愛知はこの十四人全員を推薦している。

 立民に移った三人が立つ愛知1、3、5区では共産が候補の擁立を見送り。一方で希望は新人や元職を擁立し、河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」が三人を推薦する。この三選挙区は自民、希望、立民の三つどもえになる。

 旧民進の二人が無所属で出馬する愛知8、12区は自民、共産との三つどもえに。愛知7区では、共産が支援者の意向を受け、民進を離党した無所属との対決を避け、無所属対自民の一騎打ちとなる。

 社民と日本維新の会がそれぞれ立てた愛知6区、10区では最多四人の争い。公明は5、13区を除く十三選挙区で自民候補を推薦する。

 衆院選では、県内千七百二カ所に投票所を設置する。期日前投票は市区役所や町村役場など計百三十九カ所で原則、十一日から。多くは午前八時半から午後八時。

 (豊田雄二郎)

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