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愛知

8区の伴野氏、無所属で出馬 希望の公認を待たず

2017年10月6日 紙面から

 民進前職の伴野豊氏は五日、県庁で会見し、公認を申請していた希望の党からではなく、無所属で愛知8区に出馬すると明らかにした。

 県内では、伴野氏と重徳和彦氏(愛知12区)が一次、二次公認から漏れた。

 三次公認もあるとされるが、伴野氏は「これ以上待つと無所属での手続きも遅れてしまう。政策的には党の拘束がないので、むしろやりやすい。天命だと思う」と語った。

 希望側から、公認を見送っている理由の説明はないという。民進の前原誠司代表からは「公認と同様の扱いをする。絶対に勝ち抜いてほしい」と伝えられたという。

 伴野氏は、県内の十五選挙区を制覇した二〇〇九年衆院選時の民主党県連代表。かつての仲間たちが分裂したことに「絆の強い集団だった。一言で、残念。もし勝ち抜くことができたら、また一緒になるための接着剤になりたい」と話した。

 愛知8区からは自民前職の伊藤忠彦氏、共産新人の長友忠弘氏も出馬を予定する。

 (谷悠己)

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