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愛知

鈴木克昌氏後継、秘書の田中氏に決定 14区で民進

2017年9月24日 朝刊

 民進党愛知県連は二十三日、鈴木克昌衆院議員(73)=比例東海=が次期衆院選に立候補せず政界を引退すると、正式に発表した。後継として、同氏秘書の田中克典氏(43)が愛知14区から、党公認で出馬する。

 鈴木氏は記者会見で「横路(孝弘元衆院議長)さんをはじめ、党内で七十歳を超えた議員が相次いで辞める動きがある。後進を育てるのが政治家の使命だと決心した」と話し、家族の健康面の不安も引退理由の一つとなったことを明かした。

 鈴木氏は愛知県議、同県蒲郡市長を経て二〇〇三年衆院選で初当選し、五期目。前回衆院選では愛知14区で敗れ、比例で復活当選した。民主党政権当時の菅内閣では、総務副大臣を務めた。

 田中氏は、佐藤泰介・元参院議員の秘書を経て〇六年から鈴木氏の秘書を務める。

 愛知14区では他に、三選を目指す自民の今枝宗一郎氏(33)と、共産の新人金原信之氏(57)も出馬を予定している。

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