愛知
2017年9月21日 紙面から
民進党の鈴木克昌衆院議員(73)=比例東海=は次期衆院選に年齢などを理由に立候補せず、政界を引退する意向を固めた。公認が決まっていた愛知14区からは、鈴木氏の秘書が立候補する見通し。
鈴木氏は愛知県議を経て、一九九四〜九九年に愛知県蒲郡市長。二〇〇三年衆院選で民主党から初当選し、五期目。菅直人首相当時の一〇年九月から一一年九月まで、総務副大臣を務めた。
自由党の小沢一郎共同代表の側近として知られ、一二年、消費税増税に反対して小沢氏とともに民主を離党した。「国民の生活が第一」の結党に加わり、一二年総選挙は同党が合流した「日本未来の党」から出馬して比例で当選。一四年総選挙の直前、小沢氏にも促されて民主に復党した。
愛知14区からは、一四年に再選を果たした自民の今枝宗一郎氏(33)、共産の新人金原信之氏(57)も出馬を予定している。