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公約信用できず/今回は興味なし 低投票率、棄権者の声

2019年2月4日

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 今回も投票率が伸び悩んだ知事選では、若年層を中心に棄権者も多かった。

 「選挙があったのは知っているし投票した方がいいとは思うけど、行かなかった」と打ち明けたのは、半田市の女子大学生(19)。家族も行かないといい、「私も行く勇気や、きっかけがなかなか出てこなかった」と本音を漏らす。

 初めて選挙権を得た瀬戸市の男子高校生(18)は「授業でも選挙のことを学んだけど、候補者が掲げる公約が本当に守られるかどうか信用できないから」と、投票を回避。豊橋市の男子専門学校生(20)は学校行事の手伝いを優先し、「行事の準備やテスト期間で忙しかったので」と、期日前投票もしなかったという。

 一宮市の自動車修理業の男性(47)はこの日初めて、知事選があることを知った。「選挙には行ったり行かなかったりだが、今回は興味がない。子どもたちの生活は良くなってほしいが、誰が知事になっても大きくは変わらないように思える」と淡々と語った。

 

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