十七日告示された知事選の期日前投票が十八日、始まった。投票日前日の二月二日まで、市区町村の役所などで原則、午前八時半〜午後八時に投票できる。県選管は「投票日に仕事などの予定がある人は制度を利用してほしい」と呼び掛けている。

　期日前投票の会場は、二〇一五年の前回知事選時より三十カ所多い百四十八カ所。役所のほか大学やショッピングセンター、バスの車内、名古屋市営地下鉄原駅構内などにも設けた。期日前投票の割合は増加傾向にあり、前回知事選では全投票者数の２２・６％に当たる四十六万四千十八人が期日前投票した。

　北名古屋市健康ドームでは、期日前投票会場に、投票記念の写真撮影ができるフォトフレームを設置。投票を済ませた人にフレームの中に収まって撮影した写真を会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発信してもらい、知事選を周知してもらう狙いがある。フォトフレームは、二十日に同市で開催する「北なごやふるさとマラソン」の会場にも設置される。

　（中尾吟）