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ジブリ公園シンボルに 大村知事、主要政策発表

2018年12月21日

 来年二月三日投開票の愛知県知事選に立候補を表明している現職の大村秀章知事(58)が二十日、県庁で記者会見し、三期目の主要政策を発表した。「二〇二二年に愛・地球博記念公園でのオープンを目指すジブリパークをシンボルに、日本一元気な愛知をつくる」と決意を述べた。

 政策の柱としたのはジブリパークのほか、二七年のリニア中央新幹線開業に向けた交通ネットワークの強化、自動車・航空宇宙産業など先端産業の活性化支援、農林水産業振興、東三河地域の振興など十一項目。

 会見で大村氏は、県内在住の外国人労働者と家族の生活支援や防災拠点の整備など、具体的に取り組む施策も挙げ「人々の生活を前進させる」と表明した。

 二期八年の自己採点を「九十点」とし、県精神医療センターや特別支援学校などの整備を進めてきた実績を強調。「厳しい財政運営の中でも効率的な福祉サービスを提供してきた。一学校単位の教育予算も決して少なくない。さらに充実させ、すべての人が活躍する愛知をつくる」と訴えた。

 愛知県知事選には、県労働組合総連合(愛労連)議長の新人榑松(くれまつ)佐一氏(62)も立候補を予定している。

 

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