中日新聞

社長あいさつ

中日新聞社 代表取締役社長

大島 宇一郎Uichiro Oshima

インターネットやソーシャルメディアを通じて大量の情報が飛び交う今、生活は飛躍的に便利になりました。そのなかには不確かな情報も紛れこむようになり、社会を惑わすほどにもなっています。私たちは、丹念な取材に基づいた記事や熟慮された論説の重要性が高まっていると信じています。

中日新聞社は、中部から北陸、関東という日本の中心で7銘柄の新聞を発行し、およそ10人の特派員が、北米とアジア各国に常駐しています。政治、経済、海外情勢、社会問題にとどまらず、科学やスポーツ、地域で暮らす人の生活まで幅広く取り上げているため、多くの活躍の場があります。

営業面でも、NIEなどの新聞普及活動や名古屋ウィメンズマラソン、大相撲名古屋場所をはじめとしたスポーツイベント、展覧会などの文化事業も数多く展開しています。デジタル分野でも中日ドラゴンズ情報、中日新聞電子版・東京新聞電子版などのサービスを次々に投入してきました。東海地区の経済情報を網羅した「中日 BIZ ナビ」や学校教育向けのニュース配信サイト「中日新聞@School」もサービスイン。新聞を核とした中日新聞の事業範囲は拡大しています。

私のモットーは常に明るくあること。活発な雰囲気の中、意見・アイデアを出し合ってほしいと願っています。編集職なら読み応えのある紙面づくり。ビジネス職なら効果の高い企画立案。総合技術職なら利便性の高い効率的な設備構築。好奇心と創造性を生かしたい人にはふさわしい職場ばかりです。

当然ですが、新聞は毎日違う紙面内容です。日々、新製品をつくっているといってもいいでしょう。それだけ一人ひとりが活躍するチャンスが多いと思いませんか。中日新聞社の仲間になった皆さんが、多彩なフィールドをさらに明るく照らしていただける日を楽しみにしています。