紙面から(パラリンピック)

中島、練習実り「幸せ」 競泳・男子200個メで銅

男子200メートル個人メドレーで銅メダルを獲得し笑顔を見せる中島啓智=田中久雄撮影

写真

 競泳男子200メートル個人メドレー(知的障害)で、銅メダルを獲得した中島啓智(17)は「うれしい。練習をしてきた達成感もあり、幸せ」と喜びに声を弾ませた。予選は2位だったが、中盤まで4位争い。最後、得意の自由形で盛り返し、3位に食い込んだ。

 小さいころ病弱だったため、体を鍛えるために水泳を始めた。大きな大会に出るようになった中学生のころから好きになった。「厳しくて、もうやりたくないと思うほどの練習をした結果、自己ベストが出ると幸せ」という。

 2020年東京大会は年齢的に脂が乗るころ。「金メダルを目指す」と宣言した。

 (荘加卓嗣)

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。