紙面から(パラリンピック)

ボッチャ、初の決勝

 【本社取材団】リオデジャネイロ・パラリンピック第5日(11日)、ボッチャのチーム(脳性まひ)準決勝で日本がポルトガルを8−5で破り、銀メダル以上を決めた。日本勢は出場3大会目で初メダル。決勝は12日午後7時半(日本時間13日午前7時半)開始でタイと対戦する。

 第6日(12日)は競泳男子50メートル自由形(視覚障害S11)予選で木村敬一(滋賀県栗東市出身、東京ガス)が全体の4位となって決勝へ進出。男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)で2012年ロンドン大会銅メダルの鈴木孝幸(浜松市北区出身、ゴールドウイン)も予選を突破した。女子50メートル自由形(運動機能障害S5)は成田真由美(横浜サクラ)が予選を通過した。陸上は男子400メートル(車いすT52)の上与那原寛和(SMBC日興証券)、佐藤友祈(静岡県藤枝市出身、WORLD−AC)が決勝へ進んだ。

 第4日(10日)は、柔道男子100キロ超級で前回覇者の正木健人(エイベックス)が銅メダルを獲得。車いすテニスの男女共通ダブルス(上下肢障害)の諸石光照(岐阜県各務原市、フリー)と川野将太(シーズアスリート)のペアは初戦で敗れた。

 第5日は車いすテニス女子の上地(かみじ)結衣(エイベックス)がシングルスで8強入り、ダブルスで4強入りした。男子シングルス2連覇中の国枝慎吾(ユニクロ)は初戦の2回戦をストレート勝ち。

 陸上は男子5000メートル(車いす)で樋口政幸(長野県安曇野市、プーマジャパン)が4位となった。

 決勝トーナメント進出を逃した車いすバスケットボール男子の日本はカナダから今大会初勝利(3敗)を挙げた。

 日本のメダルは銀1、銅4の計5個。

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