紙面から(パラリンピック)

柔道・広瀬銀、藤本は銅 パラリンピック

◆男子100背泳 津川は銅

 【リオデジャネイロ=本社取材団】リオデジャネイロ・パラリンピック第二日の八日、視覚障害者による柔道は男子60キロ級の広瀬誠(39)=名古屋市中村区、愛知県立名古屋盲学校教=が決勝でウズベキスタンの選手に敗れたが、銀メダルを獲得。今大会の日本選手団メダル第一号となった。自身は二〇〇四年アテネ大会の銀以来、三大会ぶりのメダルに輝いた。

 これまでの大会で金メダル三個を保持している男子66キロ級の藤本聡(41)=徳島県立徳島視覚支援学校職=は銅メダルを獲得した。柔道陣はこの日、男女計四階級でメダル二個。

 競泳男子100メートル背泳ぎ(知的障害)の津川拓也(24)=ANAウイングフェローズ・ヴイ王子=は1分3秒42で三位となり、自身初のメダルを手にした。

 日本勢のメダルは銀一、銅二の合計三個。二〇年に東京大会を控え、前回の一二年ロンドン大会から倍増の金十個を含む計四十個のメダルを目標に掲げる今大会で好スタートを切った。

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。