紙面から(パラリンピック)

日本選手団がリオ入り パラ五輪、開幕まで1週間

リオデジャネイロに到着した車いすテニスの国枝慎吾(左)、上地結衣(右)ら=共同

写真

 【リオデジャネイロ=共同】南米初開催のパラリンピックの第15回リオデジャネイロ大会開幕まであと1週間となった8月31日、日本選手団の本隊がリオデジャネイロの空港に到着した。選手団を率いる大槻洋也団長は「五輪であれだけいい成績を残したのでパラリンピックのイメージも上がった。金メダル10個の目標は崩せない」と選手らの意気込みを代弁した。

 旗手を任された車いすテニス女子の上地結衣(エイベックス)は「長旅だったけど思ったより疲れている感覚はない」と明るい表情で「入場する瞬間の感動を最前列で味わえるので雰囲気を楽しみたい」と大役に思いをはせた。

 別便で男子100キロ超級2連覇を狙う正木健人(エイベックス)ら柔道陣、浦田理恵(アソウ・ヒューマニーセンター)が主将を務める前回の2012年ロンドン大会金メダルのゴールボール女子日本代表も到着。一部競泳陣もリオ入りし、複数種目で金を狙う木村敬一(東京ガス)は「実感が湧いてきたが、それを抑えて平常心で臨みたい」と話した。この日は選手村が正式にオープンし、日本勢も入村した。

※ご利用のブラウザのバージョンが古い場合、ページ等が正常に表示されない場合がございます。