紙面から(パラリンピック)

坂倉、前川両選手が抱負 知事訪問

健闘を誓う(右から)坂倉選手、前川選手、佐藤コーチ=県庁で

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 ブラジル・リオデジャネイロで九月に開かれるパラリンピックに日本代表の一員として参加する津市在住の坂倉航季選手(18)=競泳=、同市出身の前川楓選手(18)=陸上=が十八日、県庁の鈴木英敬知事をそろって訪ね、健闘を誓った。

 二人はいずれも初出場で、坂倉選手は男子二百メートル自由形、前川選手は女子の百メートルと走り幅跳びに出場する。鈴木知事は「支えてくれた人に恩返しする意味でも、良い成績を期待している」と激励した。

 坂倉選手は報道陣に「タイムは二分を切りたい。どの色のメダルでもいい」と意欲を見せ、前川選手も「百メートルでは自己ベストを更新し、決勝に進みたい。走り幅跳びは百メートルよりもメダルを狙えると思う」と笑顔を見せた。

 視覚障害者による柔道の選手に帯同する鈴鹿市在住の佐藤雅也コーチ(48)も同席し、「視覚障害者の柔道は五分間組みっぱなしで、力と力の勝負。金メダルをとって報告に来たい」と語った。(相馬敬)

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