紙面から(パラリンピック)

“金”目指し最終調整に汗 車いすテニス・諸石選手

実戦形式で調整に励んだ諸石選手=岐阜市の岐阜メモリアルセンターで

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 九月から開かれるリオデジャネイロ・パラリンピックに車いすテニスのクアード(四肢まひ)日本代表で出場する諸石光照選手(49)=各務原市新鵜沼台=が十日、岐阜市の岐阜メモリアルセンターのテニスコートで、出発前最後の全体合宿に臨んだ。「最低でもメダル、できれば金色を持って帰りたい」と意気込みを語った。

 諸石選手ら六人は八日から合宿練習を始め、この日が最終日。シングルス、ダブルスの実戦形式で汗を流した。練習後、諸石選手は「岐阜から出るのは自分一人なので気が引き締まった」と振り返り「リオがピークになるように体調を整えたい」と話した。

 このコートでの合宿は、韓国で二〇一四年にあった「アジアパラ競技大会」に次いで二回目。(鈴木凜平)

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