紙面から

<選手たちの名言集>

 サッカー女子準々決勝で守備的だったスウェーデンにPK戦で敗れ、4連覇を逃したホープ・ソロ(米国)「臆病者の集団に負けた」

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 サッカー女子準々決勝で米国にPK勝ちしたスウェーデンのピア・スンダーゲ監督「臆病者でも勝てばいい」

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 女子マラソンで14位の福士加代子(ワコール)「金メダル取れなかったあ。きつい、しんどい、きつい、しんどいの連続だった。もうやらない。1歩も走らん」

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 陸上男子100メートルの準決勝でロンドン大会に続いて自己記録を更新した山県亮太(セイコーホールディングス)「あのころの差は(世界と)1歩くらい。今回の準決は良かった。あと半歩くらいです」

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 トランポリン男子で初出場4位の棟朝銀河(慶応義塾)「五輪は見る方がいい。ディズニーランドのような夢の世界と思って見ていたけど、出てみると一つの試合」

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 レスリング日本男子の16大会連続表彰台をグレコローマンスタイル59キロ級の銀メダルで飾った太田忍(ALSOK)「世界で一番練習してきたつもり。でも、2番目の練習しかしてなかったということ」

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 レスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級で3連覇後、巨体を揺らして踊ったミハイン・ロペスヌネス(キューバ)「自然と体が動いた。ブラジルにいるから踊らないと」

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 バドミントン女子ダブルスで、同僚の高橋礼華とともに同競技日本勢初の五輪金メダルを獲得した松友美佐紀(日本ユニシス)「自分でやっておいてなんですが、バドミントンの会場で君が代が聴ける日が来るとは思っていなかった」

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 一時は他選手への接触で失格となったが覆って日本競歩初のメダルとなる銅メダルを獲得した陸上男子50キロ競歩の荒井広宙(自衛隊)「僕は悪いと思っていないし、故意でもない。相手も怒っていない」

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 射撃女子エアライフルで今大会第1号の金メダルを獲得したバージニア・スラッシャー(米国)「この夏はずっと慌ただしく、海外を飛び回ったけど楽しかったわ。家に帰ったらその20時間後には(大学の)授業があるの。朝8時半に物理のね」

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 競泳男子400メートル個人メドレーで同い年の萩野公介(東洋大)に敗れ銅メダルの瀬戸大也(JSS毛呂山)「公介は前回のロンドン五輪から4年間みっちり準備した結果。自分も東京(五輪)に向けて準備し、次こそ1、2位を独占する」

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 柔道男子73キロ級で日本男子に2大会ぶりの金メダルをもたらした大野将平(旭化成)「柔道という競技のすばらしさ、強さ、美しさを伝えられた」

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 金メダルを獲得した体操男子団体総合で、全6種目に出場した内村航平(コナミスポーツ)「個人で取った五輪の金とは全然違う。めちゃめちゃ重たい。仲間と取る金メダルは、うれしいを超えちゃっている」

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 総合馬術個人で8位の華天(中国)「他の選手はこの後、(休暇で)史跡巡りなどを考えるだろうが、私には4年後の東京五輪のことしか考えられない」

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 競泳男子800メートルリレーでアンカーを務め、同種目日本勢52年ぶりの銅メダルを獲得した松田丈志(セガサミー)「これで本当の競泳大国と言える」

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 体操男子個人総合で2位のオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)。採点への批判とも取れる質問に「内村はキャリアの中で高い点数を取ってきた。今の質問は無駄だと思う」

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 競泳女子200メートルバタフライで2大会連続銅メダルの星奈津美(ミズノ)「水泳人生の全てが、ここに詰まっている気がする。人生で最高のレースができた。全て出し切った。これ以上、キックも打てないし、手も上がらない」

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