紙面から

選手ら晴れやか、思い新たに 安倍首相や小池都知事ら閉会式に登場

IOCのバッハ会長(左)から五輪旗を受け取り、振ってみせる東京都の小池百合子知事=21日、リオデジャネイロで(内山田正夫撮影)

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 【リオデジャネイロ=本社五輪取材団】サンバの熱気も冷めやらぬ中、選手の躍動を見守り続けた聖火が消えた。二十一日(日本時間二十二日午前)に行われたリオデジャネイロ五輪の閉会式。過去最多のメダルを獲得した日本選手団は日の丸とブラジル国旗を手に意気揚々と行進した。五輪旗は次の開催地・東京に託され、日本生まれのアニメを駆使した演出が世界に呼び掛けた。四年後は「TOKYOで会いましょう」。

 雨交じりの強風もはねのけ、世界各国の選手たちが次々入場した。解放感たっぷりに踊り、写真を撮り、晴れやかな顔で互いの健闘をたたえ合った。

 次回東京への引き継ぎ式では、着物姿の小池百合子都知事が、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から五輪旗を受け取り、左右に大きく振ると歓声が上がった。続く東京のPR映像では、マラソンの高橋尚子さんら歴代のメダリストに交じり、キャプテン翼やハローキティがボールをリレー。ドラえもんがポケットから出した土管をスーパーマリオが通って地球の反対側のリオへ。会場中央に置いた土管からマリオにふんした安倍晋三首相が登場するパフォーマンスを繰り広げた。東京の街並みのシルエットと「SEE YOU IN TOKYO」の文字が映し出され、打ち上げ花火が飾った。

 戦いを終えた日本選手たちは四年後に向けて活躍を誓った。陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した桐生祥秀(よしひで)選手(20)=東洋大、滋賀県彦根市出身=は「東京五輪は二十四歳でアスリートとして最高の年齢。400メートルリレーで金メダルを取れるように毎日楽しく生きたい」、レスリング女子69キロ級で金メダルの土性(どしょう)沙羅選手(21)=至学館大、三重県松阪市出身=は「五輪二連覇に向けて頑張りたい。私たち若手が引っ張っていきたい」と語った。

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