紙面から

金藤選手に栄誉賞を検討 200平「金」で岐阜県・市

金藤理絵選手

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 リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤(かねとう)理絵選手(27)に、岐阜県が県民栄誉大賞、岐阜市が市民栄誉賞をそれぞれ授与する方向で調整していることが分かった。

 金藤選手は広島県出身。国体の岐阜県開催を翌年に控えた二〇一一年、県水泳連盟の関係者に誘われ、県体育協会に入った。現在は同県瑞穂市のスポーツクラブ「ぎふ瑞穂スポーツガーデン」に所属し、住民票は岐阜市にある。

 金藤選手は十七日に帰国。二十六日にフランス・パリで始まるワールドカップ欧州シリーズや九月の岩手県国体に出場する。岐阜県に戻るのは九月中旬ごろの見込み。県などは祝賀会を計画しており、この時期の授与を考えている。瑞穂市も表彰を検討している。

 県民栄誉大賞はこれまで、シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト高橋尚子さん(44)や、昨年のノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さん(57)ら五人に贈られている。 

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