紙面から

愛知県ゆかりの選手堂々と 開会式男女9人、笑顔で行進

 【リオデジャネイロ=中野祐紀】五日夜(日本時間六日午前)に開かれたリオデジャネイロ五輪の開会式には、県関連選手も登場。テニス、ボート、バスケットボール、卓球、馬術の男女九選手がサンバやボサノバなどブラジル発祥の音楽が響き、華やかな雰囲気に包まれたマラカナン競技場を堂々と行進した。

 バスケ女子で強豪・桜花学園高校(名古屋市昭和区)出身の高田真希選手(26)、三好南穂選手(22)らは並んで歩き、日本とブラジルの小旗を手に笑顔を振りまいた。

開会式に参加した県関連選手の話 (敬称略)

 ▽日比野菜緒(テニス女子、一宮市出身) 普段の大会とは違うので戸惑う部分も多いですが、徐々に慣れてきているので初めての五輪をすごく楽しんでいます。錦織(圭)選手からは「初戦は緊張すると思うから気持ちの準備をしっかりするように」とアドバイスをもらいました。体調も大丈夫です。

 ▽大石綾美(ボート女子、豊田市出身) 女子のボート競技は五輪でまだ決勝に進出したことがないので、軽量級女子で初めての決勝進出を目指したいと思います。2人乗りの競技ですが、2人とも初の五輪出場なのでアグレッシブさを出していきたいです。

 ▽三好南穂(バスケットボール女子、桜花学園高出) 目標はメダルへの挑戦です。持ち味の3ポイント(3P)シュートを見ていただきたいと思いますが、決めたいという気持ちばかりになってしまうと揺れて入らないので、打つときは「無」で何も考えないようにしています。

 ▽高田真希(同、豊橋市出身) チームでの目標がメダル獲得なのでそこを目指すのと、個人的には自信を持って五輪という舞台で自分のプレーができるように頑張りたい。

 ▽栗原三佳(同、トヨタ自動車) 今のチームでは誰も五輪に出たことがないので、五輪という大きな大会で圧倒されないように、メダルを目指して頑張りたいです。

 ▽王新朝喜(同、三菱電機) メダル獲得できるように全員が緊張感を持ってチャレンジしていきたいと思います。

 ▽吉村真晴(卓球男子、名古屋ダイハツ) 男子卓球は五輪ではまだメダルを取っていませんので、自分が代表に入ったからには必ずメダルを取れるように最善の努力をしていきたいと思います。

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