紙面から

開会式にバスケ王選手ら 岐阜県ゆかりの選手が笑顔で行進

開会式で入場行進する日本選手団=リオデジャネイロで(共同)

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 【リオデジャネイロ=磯部旭弘】リオデジャネイロ五輪の開会式が五日夜(日本時間六日朝)にリオのマラカナン競技場であった。日本代表選手団の一員として県ゆかりの選手も参加し、華やかな舞台を楽しんだ。

 日本オリンピック委員会(JOC)によると、県ゆかりの選手計十六人の中で開会式に出席したのは、バスケットボール女子の王新朝喜(あさこ)選手(28)=中国出身、岐阜女子高卒、三菱電機=と、水球の足立聖弥選手(21)=各務原市出身、日本体育大三年=の二人。

 王選手は、日本とブラジルの国旗を手に持ち、笑顔で競技場内を歩いた。

 また、県ゆかりの十三人が大会開幕にあたってのコメントをJOCを通じて発表した。

 フェンシングの佐藤希望選手(30)=福井県出身、大垣共立銀行=は、県勢でもっとも早い登場で、六日朝(日本時間六日夜)に試合に臨む。「トーナメント方式で一発勝負になりますので、最初の試合に良いコンディションに持っていけるようにしたいです」と抱負を語った。

 ホッケーに出場する九人は全員がコメントを寄せた。中川未由希主将(29)=各務原市出身、ソニー=は「一戦一戦厳しい戦いになると思いますが、一つ一つの試合を全力で戦って、メダル獲得を目指して頑張りたいと思います」。林なぎさ選手(29)=同=は「体を張ったディフェンスで相手のフォワードを止める、そういう力強い、粘り強いプレーを見ていただきたいです」と本番を見据えた。

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