紙面から

岐阜ゆかりの16選手いざ 競泳・金藤選手らにメダル期待

本番会場での練習で笑顔を見せる競泳女子の金藤選手=2日、リオデジャネイロで(今泉慶太撮影)

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 【リオデジャネイロ=磯部旭弘】リオデジャネイロ五輪は五日(日本時間六日朝)、開会式を迎える。岐阜県ゆかりの選手は過去最多の十六人で、ホッケーや競泳など六競技に出場する。大半の選手は既に現地入りし、最後の調整を続けている。

 競泳では、女子二百メートル平泳ぎの金藤理絵選手(27)=Jaked、ぎふ瑞穂スポーツガーデン=に、メダル獲得の期待がかかる。

 四月の日本選手権で2分19秒65を出し、日本記録を更新。今年の世界ランキング一位に躍り出た。競泳日本代表の主将を務め、チームを引っ張る。

 競泳の今井月(るな)選手(15)=岐阜市出身、愛知・豊川高一年=は県ゆかりの選手で最年少。女子二百メートル個人メドレーに登場する。「夢に見た舞台。しっかり自分のレースができるようにしたい」と語っている。

 ホッケーでは、四大会連続の五輪出場となる中川未由希主将(29)ら、県勢九人が代表選手に選ばれている。

 過去三大会では八位が最高。チームは「メダル獲得を目指す」(中川主将)と、強化に取り組んできた。予選リーグ初戦のインドに勝って、弾みを付けたいところだ。

 日本とリオデジャネイロとの時差は十二時間。

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