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寺本「落ち着いている」 体操女子、公式練習

本番の会場で調整する寺本明日香=隈崎稔樹撮影

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 【リオデジャネイロ=鈴木智行】女子日本代表が4日、本番会場のリオ五輪アリーナで公式練習に臨み、主将の寺本明日香(レジックスポーツ)らが7日の予選に向けて技を試した。

 寺本は跳馬で高難度の「チュソビチナ」を跳び、段違い平行棒と平均台、床運動も大きなミスはなし。好演技をそろえた代表最年長者の20歳は「今日は4種目ともよかった。妙に落ち着いていて、怖いぐらい緊張感がない」と話した。

 村上茉愛(日体大)は段違い平行棒で落下したものの、得意の跳馬と床運動は伸び伸びと演技。杉原愛子(朝日生命)は平均台で、新技として国際体操連盟(FIG)に申請している「足持ち2回ターン」を試した。

 宮川紗江(セインツク)は、H難度の技が2個入った床運動を披露。昨年の世界選手権団体総合5位を上回り、表彰台を狙うチームの勢いをアピールした。

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