紙面から

「柔道、競泳で金7、8個」 山下副団長、高田総監督が会見

 【リオデジャネイロ=中野祐紀】リオデジャネイロ五輪に出場する日本選手団の山下泰裕副団長と高田裕司総監督が1日、メインプレスセンターで記者会見した。高田総監督は、公言している金メダル14個、メダル総数30個以上の目標達成のため「序盤が極めて大事。調整は順調に進んでいる」と述べた。

 高田総監督は「設定したハードルは高いが、滑り出しの柔道、競泳で7、8個の金を取れば達成できる」と期待した。

 山下副団長は、2020年の東京五輪についても言及。「リオの成功する点も失敗する点も非常に参考にさせてもらって、すべてのアスリートが存分に力を発揮できる大会を目指す」と語った。

 海外メディアからは、選手村のトラブルに関する質問も。日本オリンピック委員会(JOC)の担当者が「水やお湯が出なかったり窓が開かなかったりはあるが、大会組織委に適切に対応してもらっている。不具合を理由に村を離れた選手はいない」と応じた。

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