紙面から

会場「やりやすい」 卓球、石川と伊藤が初練習

本番会場で練習する石川佳純。奥は伊藤美誠=リオデジャネイロで(共同)

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 【リオデジャネイロ=井上仁】リオデジャネイロ五輪に出場する卓球女子の石川佳純(全農)と伊藤美誠(みま)(スターツ)が31日、試合会場のリオ中央体育館で初練習した。台や照明などを確認した石川は「ロンドン(五輪)と会場の雰囲気が似ていてやりやすい」と好感触を口にした。

 国内の直前合宿では険しい表情だった石川だが、この日は笑顔も見せた。トラブルが多発している選手村でも快適に過ごせているといい、「試合が近づいて緊張感もあるけど、リラックスして過ごせている」と順調な仕上がりをアピールした。

 五輪初出場の伊藤も「選手村はいろいろな国が集まっていて楽しい」と雰囲気になじんでいる様子。練習では支給された試合球の感触を確かめたという。「両面にメーカー名と五輪のロゴが入っていて回転が見やすいけど、打った感じは(普段と)ちょっと違う。しっかり慣れていきたい」と表情を引き締めた。

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