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メイン会場で練習 競泳

練習中、笑顔を見せる池江璃花子(右)と酒井夏海=リオデジャネイロで(内山田正夫撮影)

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 【リオデジャネイロ=中野祐紀】リオデジャネイロ五輪競泳代表の選手たちが25日、五輪メイン会場で練習を公開した。女子200メートル平泳ぎに出場する主将の金藤理絵(Jaked、ぎふ瑞穂SG)はリラックスした様子で「ここに来て勝ちたい気持ちが強くなった。記録より、金メダルを目指す」と語った。

 男女29人が事前合宿地のサンパウロから空路でリオ入り。男子400メートル個人メドレーなどの瀬戸大也(JSS毛呂山)、日本勢最多の7種目にエントリーする16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)、男子背泳ぎで3度目の大舞台に挑む入江陵介(イトマン東進)らが、練習用プールを使って各自のペースで泳いだり、メインプールを見学したりした。瀬戸は「水が冷たくて少し寒かったが、出たタイムは悪くなかった。体は燃えているし、いいイメージしかない」と引き締まった表情で話した。

 代表チームはリオの選手村に1泊し、26日にサンパウロへ戻る。調整状況に合わせ、再度リオ入りする。

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