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総合

舌戦、東海に応援続々 公示後初の週末

2019年7月6日

参院選候補者(左)の応援に訪れた公明党の山口那津男代表(右)=6日午前、愛知県豊田市の名鉄豊田市駅前で(吉岡広喜撮影)

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候補者(右)の応援に訪れた自民党の小泉進次郎衆院議員=6日午前、津市のお城西公園で(大橋脩人撮影)

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 参院選公示後、最初の週末となった六日、各党の幹部らが相次いで東海地方に入った。

 公明党の山口那津男代表は、愛知選挙区(改選数四)新人候補の応援のため愛知県入りし、豊田市で街頭演説した。「政治の安定のためには連立政権に公明党がなくてはならない」と支持を訴えた。

 十月の消費税増税と併せて実施される幼児教育の無償化などに触れ「子育て支援を含めた全世代型の社会保障に消費税を生かさせていただく」と強調。増税凍結を主張する野党を「無責任だ」と批判し「暮らしが苦しいという声にも向き合い、軽減税率を実行する。いわば生活減税だ」と声を張り上げた。山口代表は同日午後も刈谷市など県内三カ所で街頭演説する。

 事実上の与野党一騎打ちで激戦の三重選挙区(改選数一)では、知名度の高い自民党の小泉進次郎衆院議員が津市で同党の現職候補の応援演説に立った。

 小泉氏は、自民候補とともに年金改革の勉強会に取り組み、不安を軽減する提言をしたことを紹介。「提言を実現するには、参議院で多数を取って法律を通す必要がある。激戦の三重の一議席が年金改革に直結する」と支援を呼び掛けた。

 午後には立憲民主党の蓮舫副代表が三重県伊勢市で、野党統一候補の無所属新人と演説する予定。

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