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総合

投票入場券の発送遅れる 公示8日前に日程確定

2019年7月5日

 各自治体で参院選の投票所入場券の発送が遅れる例が出ている。参院選の日程確定が遅かったため。3年前は公示の20日前に日程が確定したが、今回、確定したのは8日前だった。期日前投票は5日に始まるが、各選管は「入場券を持っていなくても本人確認ができれば投票できる」と呼びかけている。

 三重県伊勢市選管は4日、「すべての有権者に入場券が届くのは10日になる見込み」と発表し、ホームページに掲載した。日程確定の遅れに伴い、印刷作業が遅れたという。岐阜市選管も入場券の発送は8日から。3年前は公示前に発送を始めていた。

 一方、公示の4日までに全有権者に入場券が届いた自治体も。愛知県稲沢市選管は日程確定前から、報道を根拠に4日公示を予測し、印刷作業を進めた。

 投票所入場券は本人確認を迅速化するのが目的で、公示に間に合わせる法的義務はない。解散による衆院選などでも、公示までに有権者に届かないことがある。

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