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総合

「安保も含めた大きな議論を」日商・三村会頭

2019年7月5日

 日本商工会議所の三村明夫会頭は四日の定例記者会見で、同日公示の参院選に関し「(激動する国際情勢に)日本がどのように動くべきか、安全保障の在り方を含めた大きな政策を論点にすべきだ」と述べた。

 三村氏は「今日の安心はなんとかアベノミクスで達成できたが、明日の安心は確保されていない」とし、財政健全化や社会保障制度への対応が重要なテーマとなることにも期待を示した。

 経済同友会の桜田謙悟代表幹事はコメントを出し、「財政再建や社会保障などについては、痛みを伴う改革が必要だ」と指摘。国民の将来的な不安解消に向け政策を競い合うよう求めた。

 病気療養中の経団連の中西宏明会長は「新しい『令和』の時代を切り開く上で極めて重要な選挙といえる」とし「参院選を通じた政権基盤の強化を期待する」とのコメントを公表した。

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