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総合

公明、9条改憲「慎重」 参院選公約発表

2019年6月27日

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 公明党は二十六日、参院選公約を発表した。自民党が掲げた憲法九条への自衛隊明記に対し「多くの国民は現在の自衛隊の活動を理解し、支持しており、違憲の存在とは考えていない。今後、慎重に議論されるべきだ」と記した。十月の消費税率10%への引き上げを踏まえ、国会議員自らが取り組む「身を切る改革」として、衆参両院議員の給与に当たる歳費の一割削減を掲げた。

 憲法については「改正を否定するものではない」と指摘。現行憲法の基本を維持し、新たな価値観などについて必要な規定を付け加える「加憲」を掲げた。

 「身を切る改革」「経済再生、安心の福祉」など四つを重点政策とし、「子育て安心」「着実な賃上げ」など八項目でも具体的な政策を列記。憲法については、党の考え方として重点政策などとは別に示した。

主な政党の公約

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