参院選静岡選挙区の投票率は５０・４６％で、二〇一六年の前回参院選（５５・７６％）から５・３０ポイント下回った。全三十五市町で前回より下がった。当日有権者数は三百七万四千七百十二人で、投票者は百五十五万一千四百二十三人だった。

　投票率が最も高かったのは前回に続いて川根本町の６７・１１％。松崎町６３・６３％、菊川市６２・８７％と続いた。低かったのは同じく前回に続き沼津市４４・１２％。富士市４４・７４％、熱海市４５・４７％の順だった。

　浜松市（全七区）は５・０３ポイント減の５２・５７％、静岡市（全三区）は４・０４ポイント減の４８・２９％。下げ幅が最も大きかったのは小山町（５３・５０％）で、前回より８・９２ポイント下回った。

　県選管によると、期日前投票をしたのは計四十四万九千九百六十五人（投票率１４・５３％）。前回選を１・０８ポイント上回り、参院選では過去最高だった。

　高い順に南伊豆町３７・７８％、河津町３６・５６％、川根本町の２９・３１％。低い順に浜松市中区１０・４４％、富士市１０・５３％、藤枝市１０・６５％だった。浜松市（全七区）は１３・２６％、静岡市（全三区）は１１・６４％。期日前投票所は県内百二十八カ所に設けた。

（三宅千智）