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静岡

5候補者 政策アンケート<10> 地方創生 5人が持論

2019年7月18日

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 東京一極集中の解消や地方創生が叫ばれて久しい。過疎化や高齢化は全国各地で進み、社会の維持が難しい「限界集落・自治体」はいまや、経営が成り立たずに消えて無くなる「消滅集落・自治体」に言葉を換えつつある。静岡の特性をどう生かし、地方の活性化を図るべきか。

 自民現職の牧野京夫さん(60)は駿河湾や富士山、南アルプスなど静岡の「自然」を強調。生活圏と商業圏を一体化させる「コンパクトシティ化」の徹底も訴える。

 国民現職の榛葉賀津也さん(52)はUターン支援策を掲げた。「夫婦ふるさと帰農支援給付金制度」は党の公約でもあり、地盤に多くの農家を抱える自身としても強調したい政策だ。

 「歴史と文化」に着目するのは立民新人の徳川家広さん(54)。県内には静岡、浜松市を中心に多くの名勝・旧跡がある。観光産業などを振興し、地域の雇用につなげたい考えだ。

 共産新人の鈴木千佳さん(48)は、最低賃金の引き上げや農業、中小零細企業の振興が必要だと訴えた。

 諸派新人の畑山浩一さん(49)はインバウンド政策の充実を掲げた。

主な政党の公約

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