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静岡

5候補者 政策アンケート<7> 外交・安全保障 評価二分

2019年7月13日

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 日米同盟を基軸とした戦後日本の外交、安全保障。自民現職の牧野京夫さん(60)は「評価する」を選んだ。「軽武装・経済重視」が国力を増大させ、敗戦からの復興を成し遂げたとの立場だ。

 国民現職の榛葉賀津也さん(52)も「評価する」とし、日米関係を重視する姿勢を示した。

 安倍政権は「積極的平和主義」を旗印に、憲法の解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認した。政府が平和安全法制と称する安保関連法を、野党はそろって否定し、廃止を訴える。

 「評価しない」と回答したのは立民新人の徳川家広さん(54)。中国の台頭などで米国の国際的地位が低下していると主張し、対外戦略の見直しを訴える。

 共産新人の鈴木千佳さん(48)も評価しない。米軍基地が「異常な特権」を持つと指摘。党は日米地位協定を抜本的に改正し、安保条約を破棄した上で、対等な新条約を結ぶべきだと訴えている。

 諸派新人の畑山浩一さん(49)は評価する。

主な政党の公約

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