浜松で立民枝野氏が出馬予定者を応援
2019年6月29日
立憲民主党の枝野幸男代表が二十八日、参院選静岡選挙区の党公認立候補予定者の応援で来県し、新浜松駅前で演説した=写真。演説後の取材に「自民党を空白区にできるよう、まずは一議席をしっかり確保したい」と述べた。
演説では、護憲や経済政策の転換などに言及。「立憲には選挙を全県的に進める足腰はまだないので、皆さんの力が必要。この静岡から令和デモクラシーと後に呼ばれるよう、真の豊かさを実感できる社会をつくっていきたい」と市民らに呼び掛けた。
枝野代表は、リニア中央新幹線の静岡工区が未着工のために二〇二七年の開業が遅れる懸念が出ている問題に「環境水源の問題がクリアできないとどっちにしろ(工事が)できない。知事の理解を得られるには今の状況は変えていかないといけないと思う」と話した。
(広田和也)